お魚は健康にもよく、毎日の料理で頻繁に使われる食材の1つですが、臭みなどが原因で苦手な方も多いでしょう。しかし、生姜を使って臭いを消したり、揚げ物にしたりするなど、調理法を工夫すれば臭みも気になりません。今回はお魚のメニューをそれぞれ紹介しますので、栄養バランスも考えながら毎日の献立を考えてみてください。
お魚の献立【焼き物編】
魚を使ったレシピの中でも手軽にできるのが焼き物です。ぶりの照り焼きや鮭のムニエルなど、たくさんのレシピがあります。
また、焼き物にすると油の使用も抑えることができ、よりヘルシーな献立になります。焼き物のレシピをマスターすれば、毎日の献立を考えるのも楽しくなるでしょう。
アジの梅じそ挟み焼き
アジはフライにして食べる方も多い魚ですが、よりさっぱりさせたいなら挟み焼きもおすすめです。こちらで使う材料は「アジ 1匹・梅干し 4個・青じそ 2枚・鰹節 2つまみ・調味料(生姜・醤油・みりん)」です。
作り方はまずアジを三枚におろし、調味料で下味をつけます。梅干しはたたき、アジの身に青じそと梅干しを挟み、その後にフライパンで焼き上げれば完成です。先にアジを酒で洗っておくと臭みがなく、おいしく食べられます。
イワシのかば焼き丼
イワシはかば焼きにしてもおいしいものです。材料は「イワシ 3枚・醤油 大2・みりん 大1・砂糖 大1・酒大 1・ご飯 人数分」です。なお、お好みで白ゴマや青じそを使えば、プロのような仕上がりになるでしょう。
作り方はまずイワシに塩を振り、5分ほどおきます。次にフライパンにごま油を熱し、イワシの表面を焼いていきます。焼いたイワシに調味料を絡め、ご飯の上に乗せて完成ですが、このときにタレを焦がさないように注意してください。
鮭の甘酢ソテー
鮭はムニエルもおいしいのですが、甘酢でソテーにするとさっぱりいただけます。材料は「秋鮭 1切れ・ごぼう 1/4本・椎茸 2個・調味料(酢 大2・砂糖 大1:塩 小1/4)」です。野菜も入るので、栄養バランスも整います。
作り方はまずごぼうを薄切りにし、椎茸も薄くスライスします。次にフライパンで鮭を焼いていき、ごぼうと椎茸も加えてさっと炒めましょう。野菜に火が通った後、調味料を絡めて煮詰めれば完成ですが、炒めるとき何度もひっくり返してしまうと身が崩れるので注意してください。
お魚の献立【煮物編】
お魚の献立なら煮物も素敵です。煮物は手間もそれほどかからないため、焼き物よりも失敗が少ないでしょう。ぶり大根やみそ煮なども有名ですが、初心者向けのレシピもご紹介します。
秋刀魚の梅干し煮
秋刀魚はかば焼きなどもおいしいのですが、圧力鍋で煮物にすることでより食べやすくなります。材料は「秋刀魚 3尾・しめじ 適量・生姜 1かけ・調味料(酒 200cc・みりん 大3・醤油 大3・砂糖 小1)・梅干し 2個・ねぎ 1本」です。
作り方はまず秋刀魚を4等分に切り、生姜は薄切りに、ねぎは白髪ねぎにしてしめじは小房に分けます。圧力鍋に調味料の材料を入れて沸騰させてから、秋刀魚を入れて蓋をします。圧力がかかったら弱火にして10分ほど加圧し、しめじとねぎを入れて煮詰めれば完成です。
イワシの生姜煮
比較的安価で手に入るイワシは、生姜煮にすると臭みも気になりません。材料は「イワシ 4~5尾・生姜 20g・醤油 大2・砂糖 大1.5・水 100cc・酒 大2」です。イワシは下処理をしっかりと行い、生姜は千切りにしておきましょう。
作り方はまず鍋に切ったイワシを重ならないように並べ、適量の水と酒、生姜を加えます。5分ほど煮た後は砂糖と醤油を加え、さらに煮込んでいきます。5~10分ほど煮詰めれば完成ですが、落とし蓋をするとより味が染みるようになるので一度試してみてください。
お魚の献立【揚げ物編】
魚の臭みが気になるならおすすめは揚げ物です。カラッと揚げればご飯にもぴったりですし、小さなお子さんでも食べやすくなります。お好みのソースなどを利用し、お魚の味を楽しんでみてください。
定番のアジフライ
アジの定番料理といえばフライであり、上手に作ればプロのような仕上がりになります。材料は「アジ2尾・パン粉 適量・揚げ油 適量・バッター液(薄力粉 大2・水 大1.5)」です。なお、卵を使わないバッター液にすると、より手軽に調理することができるようになります。
作り方はまずアジを三枚におろし、塩とコショウをかけます。バッター液の材料を混ぜ、アジをくぐらせてからパン粉をつけましょう。170度の油できつね色になるまで揚げれば完成ですが、このときタルタルソースなどを添えればさらにおいしくなります。
カジキのから揚げ
カジキはあっさりしているので、から揚げにもよく合います。材料は「カジキ 3切れ・調味料(醤油 大1.5・みりん 小2・酒 小1・卵 1/2個)・片栗粉 適量」です。調味料に漬け込むので、片栗粉の衣だけでもしっかりと味がつきます。
作り方はまずカジキを2cm角に切り、調味料を揉み込ませます。30分ほど漬け込んでいき、その後はカジキの水気をしっかりと切りましょう。片栗粉をまぶして180度の油できつね色になるまで揚げたら完成です。
ししゃも春巻き
ししゃもは焼くだけでもおいしくいただけますが、揚げ物にもよく合います。材料は「ししゃも 10本・春巻きの皮 5枚・青じそ 10枚・糊(小麦粉1:水1)」です。なお、糊はあらかじめ混ぜておくと作業がしやすくなります。
作り方はまず春巻きの皮を2枚に切り、それぞれに切った青じそを乗せます。そしてここにししゃもを乗せ、糊をつけてくるくると巻きましょう。両端を糊付けし、170度の油できつね色になるまで揚げたら完成です。
材料を仕入れるなら地元のお店を利用しよう
お魚のレシピはたくさんありますが、どのレシピでも鮮度が高いお魚の方がおいしく作れます。地域密着型のお店なら、鮮度の高いお魚も手に入れやすいでしょう。お魚を買って献立に迷ったときには、上記のレシピをぜひお試しください。
まとめ
お魚の献立のおすすめをいくつかご紹介しました。生姜を入れたり油で揚げたりするなど、魚の臭みを消す方法は多岐にわたります。魚のおいしさをフルに発揮するために、調理方法をお好みでアレンジしてみてください。
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